ピアノのレッスンがイヤになる時

必ずあります。もう辞めたい!何回でも、いくつになっても。
習い始めは、子供も緊張してるし、新鮮だし、ちょっとキラキラ星なんかひけると、楽しい。
でも、そうこうするうちに、へ音記号(今は最初から教えることが多いですが)
指の訓練、練習曲、面白くもないものもやらなきゃいけない。イヤになるんです。右と左、バラバラな動き、右はと音記号左はへ音記号、頭の中もバラバラ、なにがなんだか…



親のほうも曲らしきものが聞こえてこない、つっかえつっかえ、あれは何?もうやめるか、ってことに。
悲しいですね。

だいたいやめたくなるのは、音符をよむのがめんどうになるバイエルでいえば、上巻のまんなかあたり。
つぎは、ハノン、ツェルニーにはいったころ。やらなくてすむならいいんだけど、これをやらなきゃ複雑な指の動きができないのでね。
ここで挫折させないために、少し簡単な曲を挟んで達成感を味わう、連弾曲でちょっと遊ぶ、それでもだめなら少しお休みする。
いくらでも方法はありますし、わたしの方で気が付きます。ちょっとスランプかなって。そんな時は無理に弾かなくてもおしゃべりして帰るだけでも大丈夫です。そのうち、また勝手に体がピアノに向かっていますから。
小さい頃からピアノを習っていてこの時間になると、練習って、習慣がついていると、ピアノの前に座らないとおちつかないようになるんです。
ひとりの落伍者も出さないので安心して預けてください。
そのうち、家の中で素敵なピアノの音色が聞けますから。

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